書籍紹介 : カテゴリ ( 『講座 認知言語学のフロンティア』 )
講座 認知言語学のフロンティア(全6巻) ことばの科学のパラダイム変換ー21世紀の言語学の新展開ー ==編者のことば 山梨正明==== 認知言語学は、ことばと人間の知の原点を根源的に問い直す新しい言語学の研究プログラムであり、経験科学としての言語学の新たな方向性を探究するパラダイムとして着実に進展している。本講座は、知のメカニズムの解明を目指す認知科学の関連分野の最先端の知見を組み込んだ認知言語学の研究書のシリーズとして刊行される。 |
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![]() 山梨 正明(編集)研究社
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本巻では、言語間の社会・文化的側面を含む認知様式と言語機能に基づく認知類型論の観点から、自然言語の個別性と普遍性の問題を考察する。具体的には、名詞修飾構文、名詞化構文の機能拡張と両構文の機能的連続性にみられる変異、諸言語の認知的・語用論的な基盤に関する研究成果を概観する。また、ケース・スタディとして、受動構文の機能拡張と基本動詞の意味拡張にみられる言語間の変異を、理論面・実証面の双方の観点から体系的に分析する。 (Category:『講座 認知言語学のフロンティア』 - 2015/12/26 - ykimoto - 2324Clicks) | |
在庫あり。 | |
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![]() 山梨 正明(編集)研究社
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「講座:認知言語学のフロンティア」シリーズ全6巻完結! 本巻では、認知文法論の観点から、文法の中核となる構文現象(使役構文、結果構文、二重目的語構文、受動構文、中間構文、再帰構文、等)やイディオムなどの分析を中心に、文法の動的メカニズムを明らかにしていきます。さらに、能格性・対格性、構文の拡張、構文のネットワークなど、文法現象にかかわる主要テーマを認知言語学の視点から体系的に考察します。 (Category:『講座 認知言語学のフロンティア』 - 2011/06/14 - ykimoto - 1944Clicks) | |
在庫あり。 | |
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![]() 山梨 正明(編集)研究社
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ことばの科学のパラダイム変換――21世紀の言語学の新展開―― 本巻では、認知言語学の研究パラダイムを背景にした言語習得の研究を、用法基盤モデルの観点から解説する。特に、構文の習得プロセスに焦点をおき、過剰一般化、一語発話、二語発話、軽動詞、動詞島現象、構文交替現象、構文の拡張と創造的言語使用など、言語習得にかかわる主要テーマを取り上げ、体系的に解説する。これまでの生成文法中心の言語習得観とは異なった、新たな方向を探求していく。 (Category:『講座 認知言語学のフロンティア』 - 2011/06/14 - ykimoto - 2184Clicks) | |
在庫あり。 | |
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![]() 山梨 正明(編集)研究社
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本巻では、言語能力の自律性を前提とする言語学のアプローチを根源的に問い直し、実際の生きた文脈における言語運用の側面から言語現象の分析を試みることにより、認知語用論の研究の新たな可能性を探っていく。具体的には、現行談話スペース(CDS)や注意のフレーム、イントネーション・ユニット、意識の流れ、新・旧情報の概念を基盤にして、談話の展開、談話構造の構築、文法の発現を可能とする認知プロセスの諸相を分析する。また、レトリックと認知語用論の観点から、日常言語の創造性、逸脱的な言語使用、発話理解、等の問題を根本的に問い直していく。 (Category:『講座 認知言語学のフロンティア』 - 2011/06/14 - ykimoto - 2214Clicks) | |
在庫あり。 | |
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![]() 山梨 正明(編集)研究社
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本巻では、ことばの感性的、身体的側面にかかわる能力、さらにはこの種の能力を含むより包括的な認知能力を基盤とする言語現象を、認知意味論の観点から解説する。メタファー、メトニミー、イメージスキーマ変換、参照点構造、主体化、スキャニングなど、これまでの形式・構造を中心とする言語研究では扱われていない言語現象を広範に取り上げ、体系的に解説する。 (Category:『講座 認知言語学のフロンティア』 - 2011/06/14 - ykimoto - 2247Clicks) | |
在庫あり。 | |
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