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日本語を翻訳するということ - 失われるもの、残るもの (中公新書) 新書 – 2018/6/20
牧野 成一
(著)
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「古池や蛙飛び込む水の音」芭蕉のこの俳句を英語で説明するとき、「蛙」をfrogとfrogsのどちらで訳すべきだろうか。単数か複数かを決めないまま翻訳することは英語では許されない。
ほかにも「ちらちら」「どんどん」などのオノマトペ、「雨ニモ負ケズ」の漢字カタカナ交じりの表記、「顔が能面のようだ」といった比喩など、翻訳困難な日本語表現を紹介。
夏目漱石も村上春樹も登場する、海を越えた日本語論。
ほかにも「ちらちら」「どんどん」などのオノマトペ、「雨ニモ負ケズ」の漢字カタカナ交じりの表記、「顔が能面のようだ」といった比喩など、翻訳困難な日本語表現を紹介。
夏目漱石も村上春樹も登場する、海を越えた日本語論。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2018/6/20
- 寸法11.1 x 1 x 17.4 cm
- ISBN-104121024931
- ISBN-13978-4121024930
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商品の説明
著者について
牧野成一
1935年東京生まれ。早稲田大学で英文学(学士号/修士号)を、東京大学で言語学(修士号)を学ぶ。64年にフルブライト給費生としてアメリカに留学、イリノイ大学でPh.D.を取得。68年から91年までイリノイ大学で日本語・言語学・日本文化を教え、91年にプリンストン大学東洋学科教授に就任。2005年に退任し、名誉教授となる。2003~05年に全米日本語教育学会長を務め、07年には日本語教育学会賞を受賞。2014年、瑞宝中綬章受章。主な日本語著書に、『ことばと空間』(東海大学出版会、1978年)『くりかえしの文法』(大修館書店、1980年)があるほか、2017年に『日英共通メタファー辞典』(くろしお出版、共著)を刊行した。
1935年東京生まれ。早稲田大学で英文学(学士号/修士号)を、東京大学で言語学(修士号)を学ぶ。64年にフルブライト給費生としてアメリカに留学、イリノイ大学でPh.D.を取得。68年から91年までイリノイ大学で日本語・言語学・日本文化を教え、91年にプリンストン大学東洋学科教授に就任。2005年に退任し、名誉教授となる。2003~05年に全米日本語教育学会長を務め、07年には日本語教育学会賞を受賞。2014年、瑞宝中綬章受章。主な日本語著書に、『ことばと空間』(東海大学出版会、1978年)『くりかえしの文法』(大修館書店、1980年)があるほか、2017年に『日英共通メタファー辞典』(くろしお出版、共著)を刊行した。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2018/6/20)
- 発売日 : 2018/6/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4121024931
- ISBN-13 : 978-4121024930
- 寸法 : 11.1 x 1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 101,442位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章の書き方が難しく、理解できない部分が多々ありました。日本語のプロ向けという気がします。
2018年8月17日に日本でレビュー済み
著者は1935年生まれのプリンストン大学名誉教授。東大で言語学を学んだ後、アメリカで長年、日本語と言語学を教えた経験がある人物です。
日本語を「ウチ」と「ソト」の視座で見つめなおしたうえで、日本語独特で英訳が困難な言語的特徴を平易な言葉で解説した新書です。その視座の眺め渡す範囲は音、文字、時制、受動態・能動態、数量詞と多岐にわたります。
例えば、音のレベルでいえば、口蓋音kと鼻音nを「ウチ」と「ソト」の視座で見ることが可能だと言います。原因や理由を表す二つの言葉、「~だから」と「~なので」は、前者が口蓋音の硬い冷たさが「ソト」的な響きをもっており、柔らかさやぬくもりを感じさせる鼻音に比べると情意が薄くなるのです。心理的な距離感を少しでも縮めたいのであれば、「~だから」よりも「~なので」を用いるほうが良いというのは、日本語文章術のヒントとして大変有益だと感じました。
複数形を必ずしも用いる必要のない日本語で、「~タチ」という場合も、「ウチ」向きの共感の心理が表現されていると著者は指摘しています。「日本人が来た」と言うよりも「日本人タチが来(てくれ)た」とするほうが、比較的長くかかわりのある人々だという意識が働くのです。これは対象が人間に限ったことでははく、「馬タチ」や「虫タチ」と表現した場合も、それぞれに対する話者の心理的な近さが表現できるといいます。
このほか受動態も「ウチ向き」を表していて、行為の対象となる人へのまなざしや情(じょう)が強く意識されるからこそ能動態ではなく受動態を選択するのだ、という説明もいちいち頷きながら読みました。
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*9頁:英語で犬の鳴き声の擬音語は「bow waw」だと記していますが、正しくは「bow wow」です。
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日本語を「ウチ」と「ソト」の視座で見つめなおしたうえで、日本語独特で英訳が困難な言語的特徴を平易な言葉で解説した新書です。その視座の眺め渡す範囲は音、文字、時制、受動態・能動態、数量詞と多岐にわたります。
例えば、音のレベルでいえば、口蓋音kと鼻音nを「ウチ」と「ソト」の視座で見ることが可能だと言います。原因や理由を表す二つの言葉、「~だから」と「~なので」は、前者が口蓋音の硬い冷たさが「ソト」的な響きをもっており、柔らかさやぬくもりを感じさせる鼻音に比べると情意が薄くなるのです。心理的な距離感を少しでも縮めたいのであれば、「~だから」よりも「~なので」を用いるほうが良いというのは、日本語文章術のヒントとして大変有益だと感じました。
複数形を必ずしも用いる必要のない日本語で、「~タチ」という場合も、「ウチ」向きの共感の心理が表現されていると著者は指摘しています。「日本人が来た」と言うよりも「日本人タチが来(てくれ)た」とするほうが、比較的長くかかわりのある人々だという意識が働くのです。これは対象が人間に限ったことでははく、「馬タチ」や「虫タチ」と表現した場合も、それぞれに対する話者の心理的な近さが表現できるといいます。
このほか受動態も「ウチ向き」を表していて、行為の対象となる人へのまなざしや情(じょう)が強く意識されるからこそ能動態ではなく受動態を選択するのだ、という説明もいちいち頷きながら読みました。
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*9頁:英語で犬の鳴き声の擬音語は「bow waw」だと記していますが、正しくは「bow wow」です。
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2018年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
牧野先生は難しい内容をわかりやすく解説されることはよく知っています。この本もその通りでした。日本語と英語の違いをわかりやすく いかに翻訳が大変か、多くの発見ができました。テーマが違うのでどこから読んでも大丈夫なこともありがたいです。さすが日本語界の重鎮です。届けてくれたアマゾンの速さにも感謝です。
2018年7月10日に日本でレビュー済み
「は」と「が」の使い分けが説明できる、というのは、日本語教授で肝要の点と聞く。本書では翻訳という作業を通じて、日本語についての論考を例示する。当たり前と思っている書き、話すことの裏側に働いている意思への指摘が新鮮。例えば表記と音声。仮名で開くか漢字で書くか、k,g音の硬さか、m,n音の柔らかさか。時制の問題、単複の区別、述懐に近い「ウチ語」か、敬意を含んだ「ソト語」か。比喩への言及では文化的は背景の影響をみる。書名は「〜を翻訳すること」とあるが日本語を正確に書くために、という内容になっている。
2018年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本語と英語の違いをやたらに難しく説明している本は山ほどある(で、読み終わっても結局よくわからなかったりする)。でもウチとソトという単純明快な論理だけで、これだけスッキリと日英語の違いが説明できるんだ・・・と感動した。文字種(仮名交じり文と片仮名交じり文)、比喩(隠喩、提喩、換喩、擬人化)、現在時制と過去時制、単数と複数と無数(すばらしい用語)、能動態と受動態、常体と敬体、省略と反復・・・こうしたものの違いが英語に翻訳できるかどうかを論じながら、ウチとソトの論理で実にスッキリと、それもきわめて易しく説明している。素晴らしい日英語対照言語学の本だし、翻訳学の本だ。絶賛に値する。英語教師たるもの、これ読むべし!
2018年7月22日に日本でレビュー済み
本書は全8章からなり、各章とも翻訳を通じて浮かび上がる日本語の特徴について論じている。読者の関心の持ち方により何に引き込まれるかは各人異なるであろうが、当方が最も興味深く読んだのは第7章「受動文の多い日本語、能動文の多い英語」の次の一節である(p.120)。
<能動態のことを英文法では「能動の声」(Active Voice)と言い、受動態のことを「受動の声」(Passive Voice)と言います。(中略)能動の声はどちらかと言うと、何かを引き起こす「行為者の声」であり、受動の声は、何かがだれか(あるいは何か)に起こってしまったという経験者の驚き、喜び、悲しみなどの声ではないでしょうか。>
英文法書でpassive voice、active voiceを学ぶとき、voice(態)とは、トピックが動作主/行為者であるか、それとも受動者であるかを示す動詞の形式(すなわち、主語の能動的あるいは受動的立場を示す動詞の形式)という表面的な理解で満足し、あとは考えることが全くなかった自分としては、voice(声)のレベルにまで踏み込むこの一節で蒙を啓かれた。
<能動態のことを英文法では「能動の声」(Active Voice)と言い、受動態のことを「受動の声」(Passive Voice)と言います。(中略)能動の声はどちらかと言うと、何かを引き起こす「行為者の声」であり、受動の声は、何かがだれか(あるいは何か)に起こってしまったという経験者の驚き、喜び、悲しみなどの声ではないでしょうか。>
英文法書でpassive voice、active voiceを学ぶとき、voice(態)とは、トピックが動作主/行為者であるか、それとも受動者であるかを示す動詞の形式(すなわち、主語の能動的あるいは受動的立場を示す動詞の形式)という表面的な理解で満足し、あとは考えることが全くなかった自分としては、voice(声)のレベルにまで踏み込むこの一節で蒙を啓かれた。
2018年10月10日に日本でレビュー済み
翻訳することによって、失われるものを分析する中で、言語の普遍性と特殊性が見事にあぶりだされ、日本語の特殊性をあらためて認識することができる。「ですます体」で平易に、けれども深いことが書かれている。筆者からの質問もあり、「対話的読み方」で思考が深まる。古今の名著が文例として引かれており、面白く読める。「実はすべての文芸の主題はそのもの自体ではなくほかの何かの比喩なのです。」等、気づかせられる点が多い。日本語教師を含め、日本語に興味のある方にぜひ、お勧めしたい本です。
2019年5月26日に日本でレビュー済み
日本語論のエッセイとしては興味深い論点も窺えるが、事例の解釈に不自然な点もある。例えば、金子みすゞの原詩における「鰯」への共感度は、主語(「鰯」)が省略されているからこそ、英訳表現より低いにもかかわらず、「英訳でもそのまま(共感が)伝わってきます。」(p.9)と書かれている。この説明には矛盾を感じる。英訳で、鰯(sardines)が言語化されているからこそ、原詩よりも共感度が高い、という論理を展開してほしかった。また、「英語は擬人化を嫌う」(p.60)と主張しながら、英語の擬人化表現を多々、挙げている。これも推敲不十分。編集者が指摘しないのか、それとも、編集能力が低いのか?