例えば27ページ、096番の「at the outset: まず初めに、最初に」の表現を使ってみるとする。
本書の例文には、
The following fact should be made clear at the outset.(まず初めに次の事実が明らかにされるべきである)
とあり、続けて類似表現として to begin with, in the first place、および関連表現としてat the outset of NPが載せられているだけである。
これで、十分に手がかりはつかめた。
さてこれを、自分の論文で使ってみる。
英文を書く前に、例文の一部をGoogle scholarで検索してみれば、与えられた手がかりがより確実なものとなる。
"should be made clear at the outset"のように、クォーテーションで囲んで検索すると、1,200個ほどの論文用例が出てくる。
すると、例えば
"It should be made clear at the outset that we were not concerned with the specificity or sensitivity of diagnostic or therapeutic methods...”
のように、この用例は that構文を伴う使われ方がごく一般的であることがわかってくる。
そうしてはじめて、実際に真似して論文の一節に使ってみるのだ。
表現の幅がぐっと広がり、他の論文用例を複数確認したことで、安心感が増す。
用例を見つけたら自分でさらに類似用例を集めて繰り返し真似することをおいて他に、自分の言葉として修得する術などありえないと思う。
基礎表現717個が多い少ないなど議論することは、ナンセンスでしかない。
すべての情報を1冊に網羅している参考書など、世の中にありはしないのである。
英語の参考書が活用しがいのある良書となるかどうかは、本書に限らず、ただ本人の努力次第だと思う。
もちろん最終的には、ネイティブチェックを欠かすことはできない。
英語論文を書いて対外公表するのならば、親しい友達に賢いネイティブの一人や二人は確保しておくべきだろう。
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英語論文基礎表現717 単行本(ソフトカバー) – 2011/1/14
安原 和也
(著)
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- ISBN-104384033524
- ISBN-13978-4384033526
- 出版社三修社
- 発売日2011/1/14
- 言語日本語
- 本の長さ228ページ
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価格 | ¥1,760¥1,760 | ¥1,760¥1,760 | ¥3,520¥3,520 | ¥1,870¥1,870 | — |
登録情報
- 出版社 : 三修社 (2011/1/14)
- 発売日 : 2011/1/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 228ページ
- ISBN-10 : 4384033524
- ISBN-13 : 978-4384033526
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2012年5月23日に日本でレビュー済み
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2020年1月26日に日本でレビュー済み
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英語の文献を読むときに参考になるかもと思い購入しました。
書き込みがありますが全体的にきれいです。
書き込みがありますが全体的にきれいです。
2017年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表現力UPのために購入しました。英語論文の読解力もとてもつくような気がします。
2014年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学院の試験を受けるために、先生に紹介してくれた。いい本だと思う。ただ簡単すぎちゃ
2011年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
英語で論文を書きはじめていて、もっと豊かな表現を使いたいんだけど、と思われている方には最適な本です。著者も書かれているように、本書には核となる717の基礎表現に加え、それらに纏わる「関連表現」「類似表現」が多数掲載されているので(全部で3600以上もの表現が載っています)、自分が書きたいことを、幾通りにも書き分けることが出来るよう配慮されています。
さらに本書の優れている点としては、書くことだけに主眼が置かれてるわけではない、ということも挙げられるでしょう。本書は、ある特定の分野の英語論文を読み・書きするための表現が集められているわけではなく、どの分野でも使われる、基礎的かつ大変重要表現が載っているので、英語論文を読みはじめた学習者には、読解の助けにもなってくれることでしょう。
本書に掲載されている717の表現をすべて覚えてしまえば、英語論文を読んだり書いたりするのがぐっと楽になるはずです。参照するための表現集としてはもちろん、論文英語の基礎を学ぶための学習書としても大変優れた本です。
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本書に掲載されている717の表現をすべて覚えてしまえば、英語論文を読んだり書いたりするのがぐっと楽になるはずです。参照するための表現集としてはもちろん、論文英語の基礎を学ぶための学習書としても大変優れた本です。
2015年10月29日に日本でレビュー済み
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Kindleで購入しました。
必要な言葉の際に、索引で引けるのが割に便利でした。
必要な言葉の際に、索引で引けるのが割に便利でした。
2012年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1つの日本語表現に対して、1つの英語表現、1つの例文、関連表現及び類似表現が複数
書かれています。
英語での表現がわからない場合、和英辞典のような感じで使うことがあります。
ただ、例文が1つしかなく、英語表現の説明が全くないので、自分が書こうとしている表現が
例文から読み取れない場合が多く、ネイティブが書いた論文や他の英語論文の書き方の本、
辞書等で確認することが多いです。
一例をあげると、’生じる’という言葉で検索すると、
arise from NP (NPは名詞)
emerge from NP
stem from NP
と出てきます。当然、各動詞で意味は異なり、自分が書きたい表現にぴったりとくる動詞があるのですが、
ニュアンスの違いの説明が全くないので、例文から考えるしかありません。
ただ、1つの例文から読み取るのは難しいことがほとんどです。
(occur や result from の場合も当然あります。アルクなどのネット辞書の方が
有用です)
初めて英語論文を書く人には参考になるかもしれませんが、
ある程度英語ができる方には、目新しい情報はありません。
星2つとしたいところですが、レビュアーによる宣伝が醜いので星1つです。
実用に耐えるには、少なくとも倍のボリュームは必要でしょう。
内容で勝負していただきいものです。
追記(2012.6.21):不自然に投票をいただいております(笑)。ここを見るような
研究者はご存知かと思いますが、ネイティブによる校正は、友達がいなくても
わずか数万円(文字数等による)でしていただけます(笑)。
ご参考までに。
書かれています。
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一例をあげると、’生じる’という言葉で検索すると、
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初めて英語論文を書く人には参考になるかもしれませんが、
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星2つとしたいところですが、レビュアーによる宣伝が醜いので星1つです。
実用に耐えるには、少なくとも倍のボリュームは必要でしょう。
内容で勝負していただきいものです。
追記(2012.6.21):不自然に投票をいただいております(笑)。ここを見るような
研究者はご存知かと思いますが、ネイティブによる校正は、友達がいなくても
わずか数万円(文字数等による)でしていただけます(笑)。
ご参考までに。
2013年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔の単語集ターゲットみたいな感じです。
自分の専門分野で使用できるか確信がもてません。やっぱり自分の先行研究から表現はもらおうと思っています。
できれば序論・本論・結論の順に掲載してほしかった。
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できれば序論・本論・結論の順に掲載してほしかった。