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認知言語学 基礎から最前線へ 単行本(ソフトカバー) – 2013/10/1
認知言語学の基礎をおさえつつも、どのような試みがその基礎をふまえてなされているか研究の最前線も提示することを意図した。その狙いのもと、本書2章以降の各章は[基礎編]と[最前線編]の2部構成からなる。[基礎編]では、認知言語学における基礎的なことがらをわかりやすい形で示し、この部分だけでも認知言語学入門に十分な内容になっているよう配慮した。[最前線編]では、[基礎編]での内容が、最先端の専門研究(各執筆者の研究)でどのように扱われているのかを論文のスタイルで紹介する。各執筆者の研究を直接示すことで、1認知言語学の面白さ、奥深さを知ってもらうこと、2基礎から研究へどのように結びつくのか、読者が論文を書くときの発想の手助けとなることを意図した。また、各章末には、より発展した学習へ導けるよう、そのトピックにおける重要文献を紹介してある。初学者が自習する場合には、まず[基礎編]のみを通読することにより、基本的な知識を身につけることができるし、学部上級レベルや大学院での演習テキストとして用いる場合には、[基礎編]で重要事項を確認したあと、[最前線編]や紹介されている重要文献を検討するといった方法も可能であろう。本書が広い範囲の読者層に受け入れられることを期待している。(まえがきより)
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社くろしお出版
- 発売日2013/10/1
- ISBN-104874245951
- ISBN-13978-4874245958
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商品の説明
著者について
森雄一(もり ゆういち) 東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学.茨城大学を経て,現在,成蹊大学文学部教授. [主要業績]『ことばのダイナミズム』(共編著,2008,くろしお出版),『学びのエクササイズ レトリック』(2012,ひつじ書房),「悪文のレトリック」(2009,『表現研究』90),「認知言語学と日本語」(共著,2009,『日本語学』28-4),「明示的提喩・換喩形式をめぐって」(2003,『認知言語学論考 No.2』ひつじ書房) 高橋英光(たかはし ひでみつ) 北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学.現在,北海道大学大学院文学研究科教授. [主要業績] A Cognitive Linguistic Analysis of the English Imperative: With Special Reference to Japanese Imperatives (2012,John Benjamins,第46回市河賞受賞),『言葉のしくみ 認知言語学のはなし』(2010,北海道大学出版会),「指示語の理解:英語のitとthat」(2004,『認知コミュニケーション論』大修館書店),Indirect Anaphors: Definiteness and Inference (1997,Leuven Contributions in Linguistics and Philology 86-1/2)
登録情報
- 出版社 : くろしお出版 (2013/10/1)
- 発売日 : 2013/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 272ページ
- ISBN-10 : 4874245951
- ISBN-13 : 978-4874245958
- Amazon 売れ筋ランキング: - 149,111位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,976位人文・思想の言語学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
認知言語学の基礎 そして 分野ごとに最新の論文が掲載されてよかった。
2014年1月21日に日本でレビュー済み
章立て
1.イントロダクション
2.カテゴリー化とプロトタイプ
3.メタファー
4.メトニミーとシネクドキー
5.イメージ・スキーマ
6.類像性
7.文法化
8.主体化
9.構文
10.認知言語学とコーパス
「内容紹介」にあるように各章ごとに基礎編、最前線編と分かれており
初心者の私(コーチングの知識はあるが直接結びつかなかった)は
まず基礎編だけ読んで興味があれば最前線編も読んでみるというやり方で読みやすかった。
多数の過去文献から引用・参考にして記述しているため
広く浅くとは思いますがより確からしいことが書かれているのでは。
プラスαとして過去文献の知識についてさらなる考察もされててありがたい。
例えば<容器><起点-経路-着点>の2つのイメージ・スキーマを中心として
イメージ・スキーマのある程度の体系化が説明されていたり。
(それまでは個々のスキーマごとの考察しかなかったらしい)
異なる事柄同士を抽象度を上げて体系化できることが人間だと思うので
読んでいる側もより勉強になるのではと思う。
認知言語学はいかに人間は物事を認知するのかを探求することが目的と勝手に推測し
言葉の話せない原始人になってみてどのように言語を発するようになるのか
赤ちゃんになってみてどのように周囲を認知するのかをを想像しながら
各章の知識と照らし合わせて読んでみているので面白い。
1.イントロダクション
2.カテゴリー化とプロトタイプ
3.メタファー
4.メトニミーとシネクドキー
5.イメージ・スキーマ
6.類像性
7.文法化
8.主体化
9.構文
10.認知言語学とコーパス
「内容紹介」にあるように各章ごとに基礎編、最前線編と分かれており
初心者の私(コーチングの知識はあるが直接結びつかなかった)は
まず基礎編だけ読んで興味があれば最前線編も読んでみるというやり方で読みやすかった。
多数の過去文献から引用・参考にして記述しているため
広く浅くとは思いますがより確からしいことが書かれているのでは。
プラスαとして過去文献の知識についてさらなる考察もされててありがたい。
例えば<容器><起点-経路-着点>の2つのイメージ・スキーマを中心として
イメージ・スキーマのある程度の体系化が説明されていたり。
(それまでは個々のスキーマごとの考察しかなかったらしい)
異なる事柄同士を抽象度を上げて体系化できることが人間だと思うので
読んでいる側もより勉強になるのではと思う。
認知言語学はいかに人間は物事を認知するのかを探求することが目的と勝手に推測し
言葉の話せない原始人になってみてどのように言語を発するようになるのか
赤ちゃんになってみてどのように周囲を認知するのかをを想像しながら
各章の知識と照らし合わせて読んでみているので面白い。