最終更新日: 2017年8月28日

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経歴 anchor.png

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学歴 anchor.png

2010年4月 東京学芸大学 教育学部 中等教育教員養成課程 国語専攻 入学
2014年3月 東京学芸大学 教育学部 中等教育教員養成課程 国語専攻 卒業
2014年4月 京都大学大学院 人間・環境学研究科 言語科学講座 修士課程 入学
2016年3月 京都大学大学院 人間・環境学研究科 言語科学講座 修士課程 修了
2016年4月 京都大学大学院 人間・環境学研究科 言語科学講座 博士後期課程 入学

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職歴 anchor.png

2015年4月~2016年3月 京都大学 人間・環境学研究科 ティーチング・アシスタント
2016年4月~2017年3月 京都大学 国際高等教育院附属 日本語・日本文化教育センター ティーチング・アシスタント
2016年11月~現在 奈良先端科学技術大学大学院 ソーシャル・コンピューティング研究室 研究技術員

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研究内容 anchor.png

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談話における記号の解釈多様性 anchor.png

同一のテクスト・談話であっても、その解釈は解釈者によって様々に変化します。このような個人間における解釈の差異は、テクストにおいては「読みの多様性」として扱われ、通常の談話においては「誤解」として顕在化します。また、話し手が意図的に談話の進行に応じて聞き手に異なる解釈をさせるような談話は、「ジョーク」として享受されています。これらの現象は、異なる効果を持つ一方で、対象を(他者あるいは先刻の自身とは)異なる文脈に基づいて解釈したことに由来すると考えることができます。私の研究の目標は、これまで多義的な記号形式としてみなされてきたものが、具体的にいかなる文脈と共起すると具体的な1つの意味を表していると認識されるのかを突き止めることにあります。

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状況包含構文 anchor.png

上述の考えに基づくと、記号の形式極として考えられるのは、これまで典型的に認められてきた聴覚映像のみに留まらず、その聴覚映像を取り囲む文脈も含めたものであると考えることができます。ここで言う文脈とは、物理的な環境情報(マルチモーダル情報)とその時点において解釈者が利用することが可能である情報(アクセス可能情報)に大きく区分することができます。近年、認知言語学の分野においても、特定の言語表現と視覚情報の結びつきに着目したマルチモーダル構文の存在が指摘されています。私の研究では、形式極に(i)音素列、(ii)マルチモーダル情報、(iii)アクセス可能情報の3種を認めた状況包含構文を仮定し、談話における解釈多様性を体系的に説明することを目指しています。

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研究論文 anchor.png

  1. 岡久太郎「統語的曖昧表現を伝達する際の話者の焦点 ―文法構造とジェスチャーの関係性―」『日本語用論学会 第19回大会発表論文集』日本語用論学会. 印刷中. 掲載予定原稿
  2. 荒牧英治, 岡久太郎, 矢野憲, 若宮翔子, 伊藤薫「大規模医療コーパス開発に向けて」『言語処理学会 第23回年次大会 発表論文集』1200–1203. 2017. pdf
  3. Okahisa, Taro. "Context-Containing Constructions: Why can we interpret an expression infinitely?" Papers in Linguistic Science, No. 22. 129–149. 2016. pdf
  4. 岡久太郎「誤解研究の意義 ―発話の字義的意味と行為としての意味の不可分性―」『社会言語科学会第37回大会発表論文集』110–113. 2016. pdf
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研究発表 anchor.png

  1. Okahisa, Taro. "Are gestures burdens or guideposts?: The discrepancy between speakers’ and hearers’ processing"
    (The 15th International Pragmatics Conference. Belfast, Northern Ireland. Oral presentation. July 2017.) Abstract
  2. Okahisa, Taro. "Multimodal constructions that are easy to use, difficult to understand"
    (The 14th International Cognitive Linguistics Conference. Tartu, Estonia. Oral presentation. July 2017.) Abstract
  3. Okahisa, Taro, Motoki Saito, Kaori Yamasaki, and Isabel Lacruz. "Experimental approaches to linguistic interpretation"
    (The 41st Meeting of the Kansai Linguistic Society. Kyoto University. Workshop. June 2017)
  4. 荒牧英治, 岡久太郎, 矢野憲, 若宮翔子, 伊藤薫「大規模医療コーパス開発に向けて」
    (言語処理学会第23回年次大会, 口頭発表, 2017年3月)
  5. 岡久太郎「統語的曖昧表現を伝達する際の話者の焦点 ―文法構造とジェスチャーの関係性―」発表ハンドアウト
    (日本語用論学会第19回大会, 口頭発表, 下関市立大学, 2016年12月)
  6. 岡久太郎「マルチモーダル分析としての誤解分析」
    (第52回VNV研究会, 口頭発表, 京都大学, 2016年5月)
  7. Okahisa, Taro. "Misunderstandings as Negative Evidence: Considerations on Multimodal Aspects in Discourse" Abstract
    (The 8th Conference on Language, Discourse and Cognition. National Taiwan University. Oral presentation. May 2016.)
  8. 岡久太郎「誤解研究の意義 ―発話の字義的意味と行為としての意味の不可分性―」
    (第37回社会言語科学会, 口頭発表, 日本大学, 2016年3月)
  9. 岡久太郎「言語表現と文脈情報の隣接性 ―グローバル構文の観点からー」 発表資料
    (東京学芸大学国語国文学学会大会, 口頭発表, 東京学芸大学, 2015年6月)
  10. 岡久太郎「日常会話における誤解から見る発話理解のプロセス」
    (第10回話しことばの言語学ワークショップ, ポスター発表, 東京外国語大学, 2015年3月)
  11. 岡久太郎「談話における表現の解釈多様性 —落語のオチに着目して—」
    (第9回話しことばの言語学ワークショップ, ポスター発表, 大阪大学, 2014年9月)
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学位論文 anchor.png

  1. 岡久太郎「日常会話における話者の発話意図に関する研究」卒業論文. 東京学芸大学 教育学部. 2014.
  2. 岡久太郎「誤解から見る発話理解過程—記述的研究と理論的研究の接合に向けて—」修士論文. 京都大学大学院 人間・環境学研究科. 2016.
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フォーラム・自主ゼミ等 anchor.png

  1. 「類音声を利用した和歌修辞に関する一考察: 認知言語学の観点から」(2017年2月フォーラム)
  2. 「話し手から見たジェスチャーと聞き手から見たジェスチャー」(2016年10月フォーラム)
  3. 「ジェスチャーは言語といかに関わるのか」(2016年7月フォーラム)
  4. 「統語的曖昧性を解消するジェスチャー」(2016年7月談話・語用論研究会)
  5. 「ジェスチャーと認知文法」(2016年6月フォーラム)
  6. 「誤解を生む共通基盤」(2015年10月フォーラム)
  7. 「多義性を利用したジョークから見た発話理解における文脈効果」(2015年7月フォーラム)
  8. 「動的用法基盤モデルからみた誤解を生む文脈的要因」(2015年4月フォーラム)
  9. 「誤解から見るコンテクストと発話処理の関係」(2015年3月東西言語学勉強交流会)
  10. 「Schegloff, Emanuel A. 1987. Some sources of misunderstanding in talk-in-interaction 論文レビュー」(2015年3月談話・語用論研究会)
  11. 「『誤解』とは何なのか」(2015年2月自主ゼミ)
  12. 「修辞的言語使用の理解 共有知識に基づく指示理解モデルの提案」(2014年12月談話・語用論研究会)
  13. 「Clark, Herbert H. 1992. Arenas of Language Use 書評」(2014年11月フォーラム)
  14. 「談話における表現の解釈多様性 —落語のオチに着目して—」(2014年8月自主ゼミ,談話・語用論研究会)
  15. 「日常会話における発話の動機づけに関する研究」(2014年4月フォーラム)
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所属学会 anchor.png

社会言語科学会、関西言語学会、日本語用論学会、電子情報通信学会 HCG 第3種研究会 ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会(若手サポータ), International Pragmatics Association


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最終更新: 2017-08-28 (月) 11:52:47 (JST) (27d) by tokahisa