投稿者 ‘寺崎’ のアーカイブ
認知言語学系研究室のイベント案内

1月度 京都言語学コロキアム

  1. 日時:1月28日(土)13:30〜
  2. 場所:総合人間学部棟 1107号室

 

  • 第一発表
    • 発表者:李在鎬(筑波大学 人文社会系 准教授)・進藤三佳(京都大学 非常勤講師)
    • タイトル:コーパス日本語学の可能性−「明らか」の意味分析を例に
    • キーワード:語彙意味論、決定木分析、現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)

 

  • 第二発表
    • 発表者:横森大輔(京都大学高等教育研究開発推進機構 非常勤講師)
    • タイトル:相互行為の資源としての文法の研究:日本語会話における副詞節単独発話の考察から
    • キーワード: 文法と相互行為、会話分析、副詞節、指標性

 

3月31日自主ゼミ

  1. 日時:3月31日(木)13:30〜
  2. 場所:総合人間学部 1号館 1107号室

  • 第一発表

    • 発表者:黒崎伸治(山梨研究室 学外研究生)
    • タイトル:冠詞のこころ (1) − 補考
    • キーワード:(不)定性、(不)特定性、specificity、particularity、「存在認定」「固有認定」、some、any
    • 備考:前回問題提起の形で終わった英語の冠詞における特定性の理解について、今回は自分なりの見解を提示します。皆さんに聞いていただいて、厳しいご意見・ご指摘などをいただくことができましたら大変有り難いです。よろしくお願いいたします。

  • 第二発表

    • 発表者:中馬隼人(京都大学 人間・環境学研究科 山梨研M1)
    • タイトル:複合語の品詞分類に関する統語的・意味的特徴づけ— N+V-ing型複合語を例に —(仮)
    • キーワード:Quirk et al.(1985)による形容詞の4つの特徴、gerund v.s. participle、temporary process v.s. permanent state or quality
    • 備考:修士論文の内容の一つのケーススタディにできれば、と思っています。コメントよろしくお願いします!

3月17日自主ゼミ

  1. 日時:3月17日(木)13:30~
  2. 場所:総合人間学部 1号館 1107号室
  • 第一発表 
    • 発表者:張高慇(京都大学 人間・環境学研究科 山梨研 研究生)
    • タイトル: 韓国語動詞”돌다(dolda: 回る)”の意味拡張と派生様相
    • キーワード:意味拡張、派生、使動(使役)
    • 備考:本格的な通時的研究の先行として、共時的な分析を行いました。 皆様のご意見をいただきたいです。よろしくお願いいたします。
  • 第二発表 
    • 発表者:横森大輔(山梨研学振研究員)
    • タイトル:相互行為上の達成/資源としての複文
    • キーワード:依存構造、(言語使用者にとっての)統語構造、二方向性、節連鎖

3月度京都言語学コロキアム

  1. 日時:3月19日(土)13:30〜(※ 3月KLCは、通常より1週間早い開催となります)
  2. 場所:総合人間学部 1号館 1107号室

  • 第一発表

    • 発表者:高嶋由布子(京都芸術大学 非常勤講師)
    • タイトル:知覚(表現)の認知言語学のこれまでとこれから(仮)
    • キーワード:事象解釈、感覚モダリティ
    • 備考:今年度末で京都を離れるにあたり、執筆中の博士論文の一部の議論と今後の展開について報告したいと思っています。

  • 第二発表

    • 発表者:小林隆(金沢大学大学院 人間社会環境研究科 修士課程1年)
    • タイトル:談話標識 I mean の語用論的分析(仮)
    • キーワード:田中・石崎(1994)、グライスのConversational Maxims、ポライトネス理論
    • 備考:みなさまの意見、批判をご指導と思い、研究をさらに深めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

2月度京都言語学コロキアム

  1. 日時:2月26日(土)13:30〜
  2. 場所:総合人間学部 1号館 1107号室

  • 第一発表

    • 発表者:岡本雅史(成蹊大学 理工学部 情報科学科 共同研究員)
    • タイトル:談話・テクスト理解における視覚イメージの介在と構築
    • キーワード:認知語用論,視覚イメージ,概念構造,双方向的推論,オープンコミュニケーション
    • 備考:本発表では漫才対話や多人数会話,ネットジョークなどの事例分析をもとに,外部にいる認知主体がいかにしてコンテクストを共有しない他者の談話やテクストに認知的に参与し理解を達成するかについて,視覚イメージの介在と構築という双方向的な観点から検討する.

  • 第二発表

    • 発表者:遠山千佳(立命館大学)
    • タイトル:日本語学習者による談話における分裂構文の機能とその習得
    • キーワード:談話機能主義、相互行為、創発、談話内情報構造、Usage-basedのアプローチ
    • 備考:日本語学習者が最初から使い始めるにもかかわらず、最後まで習得に難しさが残る助詞「は」の習得に関わる研究の一部です。認知言語学からの知見を第二言語習得研究に生かしたいと思っています。ご忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。