投稿者 ‘徳渕 樹’ のアーカイブ
認知言語学系研究室のイベント案内

6月9日 フォーラム

日時:6月9日(木)15:00〜

場所:総合人間学部棟 1107号室およびZoom
(参加を希望される方はtaniguchi.info_at_gmail.com までご連絡下さい (_at_→@) )
タイトル: Zoltán Kövecses (2017) Levels of metaphor のレビュー
発表者: 近 大志 (谷口研 D3)

キーワード: 概念メタファー,百科事典的知識
要旨: 題目の論文をレビューする.

6月2日 フォーラム

日時:6月2日(木)15:00〜
場所:総合人間学部棟 1107号室およびZoom
(参加を希望される方はtaniguchi.info_at_gmail.com までご連絡下さい (_at_→@) )

タイトル:NP as NP know it構文について

発表者:佐藤 嘉晃

キーワード:as、名詞修飾、構文
概要:Life as we know it will be over.のような名詞句を修飾する機能をもつasが存在する。こうした名詞修飾の機能を果たすasの特徴それ自体は先行研究  (e.g., 八木 (1996)) において論じられているが、主節との関わりにおいて顕著な特徴がみられることは詳細に論じられていない。本発表では名詞修飾の機能を果たすasは、その節の動詞が特にknowの場合において、as節だけでなく主節にまたがった興味深い特徴がみられることを指摘する。さらに、??Albert Fish as we know him confessed to killing three persons.のような文はなぜ著しく容認性が低下するのかについて、このas節が一般に果たす機能から説明を試みる。(論文の形にしたものを発表しますので、内容のほかに構成なども含めたアドバイスやご指摘いただけると幸いです)

5月28日 京都言語学コロキアム (KLC)

日時:5月28日(土)13:00〜

場所:Zoomによるオンライン開催

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タイトル:文字・音声・形式 —“あたりまえ“を再考する—

発表者:西村綾夏(フリー)、黒田一平(京都大学ほか[非常勤])

キーワード:CMC(Computer-mediated Communication)、打ち言葉、認知文字論、新規用法、モノ化

要旨:本発表では、「文字は音声を写したものである(文字はあくまでも音声ありきの存在である)」という伝統的な文字観・言語観に関する議論を行う。近年の研究では、「話し言葉(音声言語)」と「書き言葉(文字言語)」では様々な点で異なることが明らかにされており、日常会話コーパスの整備や話し言葉研究が盛んになってきている。話し言葉研究においては母語話者の社会的属性によるバリエーションが重視され、動的な文脈の中から「文法」がどのように創発するかが明らかにされつつある。その一方で、書き言葉におけるダイナミクスに対しては、話し言葉ほどには着目されていないように思われる。しかし今日では CMC(Computer-based Communication) において話し言葉的な性質を持った書き言葉である「打ち言葉(typed language)」が用いられ、SNS等を舞台に日々興味深い事例が観察されている。また、日常生活においては創作漢字・合字といった創造的な文字使用がみられる。本研究ではこうした興味深い事例のうち、(i)ビジネスチャットの挨拶などにみられる語尾、(ii) 打ち言葉特有の文体(オタク文体)、(iii) 創作漢字(合字)という3つの事例を中心に取り上げ、書き言葉(文字言語)のダイナミクスについてオーディエンスも交えた議論・分析を試みる。

※本発表は、明確な結論のある研究発表というよりは、事例の共通、話題の提供を元に、オーディエンスも交えた和やかな雰囲気での議論の場にしたいと思います。若者ことばやインターネットスラングに関心のある多くの方の参加を歓迎します。

※本発表は、西村・黒田の主催による「新規表現研究会」にて出た事例に着想を得たものです。ご興味のある方は会へのinviteメールをお送りいたしますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

5月26日 フォーラム

日時:5月26日(木)15:00〜
場所:総合人間学部棟 1107号室およびZoom
(参加を希望される方はtaniguchi.info_at_gmail.com までご連絡下さい (_at_→@) )
タイトル:日本語における道具名詞の対格化についての考察
発表者:冨岡 侑央  (谷口研M2)
キーワード:道具, 意味役割, 構文交替, メトニミー, ブレンディング
概要:「ハサミで何かを切る」という意味で「ハサミを切る」という表現が現れる場合がある。このような道具名詞の対格化は一部の道具名詞と動詞の組み合わせにおいてのみ可能である。本研究ではこうした道具対格化構文にかかわる動機、制限を考察した。この構文の考察においては道具主語構文、構文交替、メトニミー、ブレンディングなど様々な言語現象からのアプローチが可能であり、これらの言語現象間の深い関連を示唆している。

5月19日 フォーラム

日時:5月19日(木)15:00〜
場所:総合人間学部棟 1107号室およびZoom
(参加を希望される方はtaniguchi.info_at_gmail.com までご連絡下さい (_at_→@) )
タイトル:自然言語処理における、BERTによる誤り検出と辞書による訂正を用いた漢字の誤変換訂正
発表者:山下 巧 (谷口研M1)
キーワード:自然言語処理、文法誤り訂正、BERT、ニューラル機械翻訳、同音異義語
概要:計算機上で言語データを扱う、自然言語処理の分野において、文法的に誤った文章を自動で検出・訂正する、文法誤り訂正(Grammatial Error Correction)というタスクが存在する。その手法として現在主流となっているのは、BERTを始めとするニューラルネットワークを用いた機械翻訳を応用し、「誤り文」を「正解文」に「翻訳」する、という形で訂正する手法である。しかし、BERTは文脈を適切に捉え、「単語の適切さを測る」能力に優れるが、それだけで「適切な訂正が出来ている」か、という観点からは疑問が残るケースも存在する。本研究では、漢字の誤変換訂正に焦点を当て、BERTのみを用いた文法誤り訂正の妥当性を検証すると共に、手法に加える工夫の一提案を投げかける。

書籍紹介
最新英語学・言語学用語辞典

西原 哲雄  (開拓社) 
最新英語学・言語学用語辞典

2015/12/26 (ykimoto)
Meaning, Form, and Body

Fey Parrill, Vera Tobin, Mark Turner  (Stanford Univ Center for the Study) 
Meaning, Form, and Body

2011/06/13 (ykimoto)
談話・テクストの展開のメカニズム―接続表現と談話標識の認知的考察

  (風間書房) 
談話...

2011/06/13 (ykimoto)
認知言語学論考〈No.11〉

山梨正明 他  (ひつじ書房) 
認知言語学論考〈No.11〉

2015/12/26 (ykimoto)
現代言語学の潮流

  (勁草書房) 
現代言語学の潮流

2011/06/13 (ykimoto)
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