認知言語学系研究室のイベント案内

4月30日 京都言語学コロキアム

  • 日時:4月30日(土)13:30〜
  • 場所:総合人間学部棟 1107号室
    • 第一発表
      • 発表者:秋田喜美(名古屋大学)
      • タイトル:オノマトペと顔
      • キーワード: 視線、表情、指標性、震災コーパス
      • 備考:3年前のKLCで、オノマトペが一般語よりもパラ言語特性(際立ったイントネーション・発声法、類像的ジェスチャー)を伴いやすく、その傾向がオノマトペの形態統語と相関する、という話をさせていただきました(Dingemanse & Akita 2016)。今回は、再びマルチモーダルコーパス「NHK東日本大震災アーカイブス」を用い、オノマトペに伴う話者の視線・表情の変化が上記パラ言語特性とは一部異なる分布を見せることを報告し、その記号論的示唆を論じたいと思います。
    • 第二発表
      • 発表者:濵野寛子(名古屋学院大学)
      • タイトル:名詞の多義性と助数詞の選択に関する一考察―「電話」の数え方を例に
      • キーワード:多義、イヴェント、動詞の名詞化、捉え方
      • 備考: 本発表では、「電話」を数える助数詞「本」「件」の違いを、数える話者の事物への主体的な捉え方の違いから分析する。
        助数詞の選択の違いについては、名詞の多義的性質により、数える対象が言語的に明示化されないという記述的問題が背景にある。通常「電話」を数える助数詞とされる「台」は、「電話」をモノ(“電話機”)として捉えていると考えられる。一方、「本」と「件」の使用については、従来、記述されているものの、両者の違いは明らかではない。本分析では、両助数詞を用いる際の、「電話」に対する出来事としての捉え方に注目する。そして、「本」と「件」の使用の違いについて、電話の事態における数え手の捉え方の違いから記述を試みる。

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