認知言語学系研究室のイベント案内

2月23日 言語フォーラム

日時:2月23日(木)13:00~
場所:総合人間学部棟 1107号室

・第一発表
発表者名:神原 一帆(谷口研究室M1)
タイトル:概念的階層構造の統語的反映
キーワード:上下関係,タクソノミー,挙動分析 (behavioral profile)
備考: Croft & Cruse (2004: Ch.6)では代表的な意味関係の1つとして挙げられる上下関係の認知言語学的な解釈が示されている.これに加え,Cruse (2002) では,上下関係はその関係自体が非常に複雑であることが指摘されている.このような研究は上下関係を同定することに焦点が当たってきたことが特徴として挙げられる.だが,このように上下関係にあると認定された語彙が具体的にどのような使用域を持つのかに関しては議論がされていなかった.本発表では上下関係という意味関係が統語的に反映されているのではないかという仮説の下に,Gries (2010) が提唱する挙動分析 (behavioral profile) がこの分析に有用ではないのかという点を考察する.

・第二発表
発表者:田中 悠介(谷口研究室M1)
タイトル:話し手の「共感」は言語理解の過程にも反映されるか?
キーワード:視点、言語理解、メンタルシミュレーション
備考:久野 (1978) が示した「授与動詞の視点制約」は、言語表現にその参与者に対する話し手の共感 (Empathy) が反映されている一例である。ただしこの制約は、あくまで話し手にかかるものである。本研究は、受け手が授与動詞を含む表現を理解する際も、話し手と同様に共感の対象となる参与者を自己同一視していることを実験により示す。

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