認知言語学系研究室のイベント案内

6月15日 言語フォーラム

日時:6月15日(木)13:00~
場所:総合人間学部棟 1107号室
・第一発表
発表者:永井宥之(谷口研D1)
タイトル:「-た」の情報源と長期記憶
キーワード:長期記憶、ムードの「-た」、エビデンシャリティ、ミラティビティ
備考:日本語の動詞「-た」形には、過去や完了というテンス・アスペクト的な用法だけでなく、いわゆる「発見」や「想起」といったムード的な用法の存在が指摘されている。本発表ではこの「-た」について、話し手がどのような情報をもとに文を述べるかというエビデンシャリティの観点から考察を加える。
・第二発表
発表者:井上拓也(谷口研D2)
タイトル:アイヌ語沙流方言の場所表現における「場所名詞」に関する研究
キーワード:アイヌ語沙流方言,アイヌ語口承文芸コーパス,場所名詞,参照点構造
備考:アイヌ語の文法的制約である「場所表現 (中川 1984)」で現れる「場所名詞(位置名詞を伴わずに格助詞を後置している名詞)」について,ウェブ上で公開されている「アイヌ語口承文芸コーパス」(アイヌ語沙流方言)から場所名詞を収集し,形態的な特徴に基づいてそれらを3つに分類する.場所名詞のいずれの場合も他の概念との依存関係をその概念構造の中に有していることを論じた後,結論として位置名詞を伴う名詞句と同じ対立関係あるいは参照点構造(Langacker 1993)を概念構造として共有することを主張する.(日本言語学会第154回大会での口頭発表の練習です.)

トラックバック・ピンバックはありません

トラックバック / ピンバックは現在受け付けていません。

現在コメントは受け付けていません。