認知言語学系研究室のイベント案内

12月5日 京都言語学コロキアム (KLC)

・日時: 12/5 (土) 13:00~
・発表者: 萩原 広道 (人間・環境学研究科 阪上雅昭研究室/日本学術振興会特別研究員)
・タイトル:言語発達初期における語の意味の未分化性と可塑的変化: 「胚性詞」仮説の検証に向けて
・キーワード:言語発達,語意学習,名詞と動詞,モノのカテゴリー
・要旨:多くの言語圏において,初期の語の多くはいわゆる〈モノの名前〉に対応する名詞が多くを占める。一方,乳幼児期の語は,成人の語と比較して未分化な意味をもっており,見かけ上名詞だからといって安易に〈モノ〉を指示しているとは限らないと考える理論家もいる。「語の意味は未分化な全体から特定の明確なカテゴリーへと変化する」と主張したウェルナーとカプラン(1963)の理論的仮説をもとに,本発表では,特に①名詞の意味は初期には《靴を履く》のように少なくとも〈モノ+行為〉の未分化な総体としての〈出来事〉に対応しており,〈モノ〉だけに分節化していない,②ある発達時期を境に,語の意味は〈出来事〉から分節化(脱文脈化)して,名詞は〈行為〉に左右されない〈モノ〉だけを指示するようになる,という下位仮説を立て,これらを検証した複数の研究成果を報告する。
*オンライン開催です。参加を希望される方は、連絡をいただければzoomのID等をお知らせします。

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