認知言語学系研究室のイベント案内

1/30 京都言語学コロキアム (KLC)

日時: 1月30日 (土) 13:00~

発表者:野澤元(京都外国語大学)・神原一帆(京都大学大学院)・高橋武志(京都外国語大学大学院)

タイトル:多様な詳述度を含む文のフレーム・構文構造についての考察-身体語彙を例にして-

キーワード:詳述度、スコープ、フレーム、概念化、構文

要旨: 認知言語学では、言語表現が産出・理解される際、その意味は単に客観的に捉えられた世界の表示ではなく、主観的に切り取られ、構造化された、「概念化」の産物だと考えられている。しかし、概念化はどのような表現単位毎に生じしているのかについては、明確にわかっていない。例えば、ある文に複数の参与者が含まれる場合、それらは常に単一のフレームとして概念化されるのか、それとも複数のフレームとなるのかという問題がある。特に、それらの参与者が、ドアとカギのように詳述度の異なるものであった場合、一つの概念化に収めるのは難しいのではないだろうか。 本稿では、身体部位を含む表現を事例として、具体的には、”with a hand”といった<with + 身体部位>の表現を含む文をコーパスから抽出し、その前後の文脈を調査することで、詳述度の水準に合わせて、異なる概念化が生じている可能性を検討する。また、そのような概念化のパターンに応じて、異なる構文が用いられていることを示唆する。

*オンライン開催です。参加を希望される方は、連絡をいただければzoomのID等をお知らせします。

 

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