日時:1月28日(土)13:00~15:00
場所:Zoomによるオンライン開催
(参加を希望される方はtaniguchi.info_at_gmail.com までご連絡下さい (_at_→@) )
タイトル:言語理解時の自己分裂と自己投入
発表者:田中悠介 (福岡大学)
キーワード:メンタル・シミュレーション、自己分裂、自己投入
概要:人は言語を、その内容を心内でシミュレーションすることで理解している。そのようなシミュレーションの際、自己の行為を描写した文に対しては行為者視点、他者の行為を描写した文に対しては観察者視点が取得されることが明らかにされている。しかし、認知言語学における視点の議論を踏まえると、自己の行為を描写した文に対する観察者視点(自己分裂)や他者の行為を描写した文に対する行為者視点(自己投入)という可能性も考えられる。本発表では、これらの可能性を検証した実験の結果を報告する。
日時:12月22日(木) 13:00~
場所:総合人間学部棟 1107号室およびZoom
(参加を希望される方はtaniguchi.info_at_gmail.com までご連絡下さい (_at_→@) )
タイトル:メタファー明示構文「N1 のN2」について
発表者:角出 凱紀 (谷口研 D1)
キーワード:メタファー明示構文、自律性と依存性、構成素構造
概要:「N1 のN2」構文が表す意味関係は非常に多様であることが良く知られている(e.g. 西山2003) が、件の構文がしばしばメタファーを喚起する(e.g. 鏡の海、ネットの海、炎の海) ことはほとんど無視されてきた。そこで、本発表は、メタファー明示構文としての「N1 のN2」の用法の分類、及び、Sullivan (2013, 2016)と同様に認知文法(e.g. Langacker 1987, 2008) の枠組みに則り、当該構文の分析を行う。
日時:12月8日(木)13:00〜
発表者:冨岡 侑央 (谷口研 M2)