8月3日 自主ゼミ

 

日時:8月3日(木)13:00〜
場所:総合人間学部棟 1107号室およびZoom

(参加を希望される方はtaniguchi.info_at_gmail.com までご連絡下さい (_at_→@) )

 

タイトル:内項制約の機能主義的考察①
発表者:近 大志 (谷口研 D3)
キーワード:複合語,内項制約,NのN,否定的定着
概要:[名詞+動詞要素] から構成される複合語 (e.g. 子育て,チョムスキー研究) の左側要素は原則的に他動的事態の行為者として生起できない。従来の形態論ではこのことを内項制約 (影山 1993, 1999) として定式化しているが,認知言語学から内項制約を扱う上では,理論的前提の違いに起因して次の課題が生じる; ①内項・外項の概念的特徴づけ ②外項が左側要素に生起しないことの理由づけ。本発表では, ①を意味フレームの継承関係 (Ruppenhofer et al. 2016) から論じる。そして,②に関して外項の生起を許す [NのN] 構文 (e.g. チョムスキーの研究) との比較から論じる。

 

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