21: 2014-01-31 (金) 15:46:32 ysugaya ソース 現: 2014-05-30 (金) 08:26:44 ysugaya ソース
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*菅谷友亮 (Sugaya, Yusuke) [#r4783416] *菅谷友亮 (Sugaya, Yusuke) [#r4783416]
**経歴 [#w3fd3131] **経歴 [#w3fd3131]
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-2011年3月 北海道教育大学教育学部 教員養成課程 英語教育専攻 卒業 
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2011年4月 京都大学大学院人間・環境学研究科 言語科学講座 修士課程 入学 2011年4月 京都大学大学院人間・環境学研究科 言語科学講座 修士課程 入学
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-2013年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科 言語科学講座 修士課程 修了 
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-2013年4月 京都大学大学院人間・環境学研究科 言語科学講座 博士課程 入学 
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-現在、同大学院 博士課程一回生 
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-**学外発表 [#a6bce562] 
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-「形容詞修飾表現の意味構造的分類-名詞フレームの観点から」日本認知言語学会 ポスター発表 奈良教育大 2011年9月 
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-形容詞+名詞の概念結合の仕方の分類を試みる。名詞内のフレームに基づき、構成要素の焦点化、性質の焦点化、連続的な連想がなされるもの、これらを分け広く実際の用例を分類する。さらにそれらが、形容詞+名詞構文の用例の拡張の背景になる機能であると考える。 
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-**学内発表[#j877c63d] 
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-① &font(u){2011年4月21日 言語フォーラム 「形容詞とその普遍性」}; 
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-名詞との「意味接続」の観点から、形容詞の普遍性のありかがどこにあるかを定める。さらに言語横断的にみて、付加的意味が異なるということから、形容詞の意味の連続性を説明する。 
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-② &font(u){9月8日 自主ゼミ「物理的事象から心理的スケールへの意味変化への動機付け〜日本語複合動詞の後項動詞「倒す」「まくる」の分析を中心に〜」}; 
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-具体的な日本語の後項動詞の順次的な意味変化の記述を行い、そのある段階で推論によって生じた意味が構文の意味に反映し、さらなる拡張により「倒す」のスケール性の意味が生じたと仮説をたて、それを実証する。 
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-③ &font(u){10月27日 言語フォーラム「語彙の多義性とそれを巡る研究アプローチ〜スケール上の高さを示す表現の説明と予測性を求めて〜」}; 
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-程度性の高さを強調する、若しくは程度を高める表現の全体的な分析にむけた事前研究。本研究に関連すると思われる広い問題(多義性、意味変化、類系論的問題など)を扱い、その関連性を見定める。また事例研究を行い、具体的にそれらの問題意識を具体化する。 
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-④&font(u){2012年1月26日 言語フォーラム「「比較」に基づく程度表現の意味的特性とその形式への関わりー意味論的、心理学的、認知的観点からー」}; 
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-Sapir (1944)によるgradingの議論を吟味しつつ、認知文法(Langacker 1987など)の枠組みで書き換えながら、程度を示す表現に至る概念的プロセスを記述、そしてそれと言語現象の関わりを論じる。特に、程度表現に関わる「比較」「ドメイン」「尺度」これらの在り方を中心に議論する。 
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-⑤ &font(u){3月22日 自主ゼミ「形容詞修飾の概念的な結合のあり方に関する考察ー動的な言語の理解と使用の観点からー」}; 
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-形容詞と名詞の概念的な結合について、Jespersen (1909-49)からの一連の先行研究を批判的に検討しつつ、コミュニケーションの使用と理解という動的な側面に注目し、またそれぞれの心理的な状態を記述することで結合の新たな側面が見いだせると考える。また一部心理実験によりその妥当性を見出す。 
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-⑥ &font(u){4月26日 言語フォーラム「形容詞の概念的特徴の記述・分析・分類ー結合性とスケール性を中心にー」}; 
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-Langacker (2008など)では、形容詞の特徴付けに「非時間性」「スケール」「ドメイン」「中間的存在」を含む。それに関わって、本論では結合性・スケール性(・時間性)に関して、それぞれに関連する先行研究を紹介しつつ、批判的検討をして、独自に記述・分析し、必要に応じて下位分類を行う。 
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-⑦ &font(u){6月21日 言語フォーラム「スケールの意味解釈のための語用論的基盤と認知的基盤ー形容詞の下位構造の精緻化に向けてー」}; 
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-形容詞への範疇下の異質性の要因を、スケール性のあり方を基準にして見出す。大きく(非)スケール解釈の選択の問題、スケールの対比と非対称性の問題があり、Sapir (1944)を援用しつつ、Langacker (1987など)のdomainの概念を基礎とし、スケール解釈におけるdomainの競合と高次化のしかたが、それぞれの違いの背景にあると考える。 
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-⑧ &font(u){7月26日 言語フォーラム「形容詞の意味構造に関する研究ースケール解釈と非スケール解釈の選択の根源的な要因ー」}; 
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-形容詞のスケール解釈において、暗示的な現象の比較ができる、つまり比較現象があることが、概念的な必要条件であり、それは形容詞単独の語レベルで定まることではなく、名詞の指示対象、構文、文脈などとの関連において成り立つ。また現象の比較という根本に分解することで、比較対象の違いがモノにあるのか、状態にあるのかの区別が同時に示唆される。 
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-⑨ &font(u){9月27日 自主ゼミ「形容詞類の示す時間的関係の異質性」}; 
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-形容詞はモノの「状態」や「特性」を示すが、それらの意味カテゴリーは、語の示す性質の時間的な持続性において分けられる。しかし、その持続性は二分法的ではなく、それぞれの文脈おける形容詞によって、程度差がある。本論では、以上のことを比較される現象における「変移可能性」に置き換えて議論し、それを決める要因について探っていく。 
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-⑩ &font(u){11月1日 言語フォーラム「色彩形容詞'red'の意味構造の多様性と現出する談話・語用論的パターン」}; 
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-色彩を示す"red"や「赤い」という形容詞が、文脈に応じて意味構造に差が生じることを論じる。さらに、その違いの記述後に、その違いをもたらす要因、若しくはその違いを反映させる形式のパターンを、文文法的、語用論的、言語外的、音韻的な側面より見出す。 
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-⑪ &font(u){12月13日 言語フォーラム「形容詞の結合性ー結合の不適合と修辞性を中心にー」}; 
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-先行研究の「焦点化の領域」の観点から、結合がうまくいかない表現を意味的に分類して、形容詞+名詞の結合の一般的な特性を見出す。そして、それは非慣習的な表現において、修辞的なものから一般的なものまで連続的であることを指摘する。 
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-⑫ &font(u){2013年7月4日 言語フォーラム「北海道方言"V-(r)asar-"の生起条件と意味機能に関する考察」}; 
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-北海道方言ラサルの生起条件と意味機能を明らかにすることを目的とする。本発表では、様々条件を変えた作例に基づくアンケートを方言話者に行い、その結果を記述して、明らかにすべき問題点を示した。さらに、その一部について、仮説を立てながら検証を行った。 
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-⑬ &font(u){9月5日 言語フォーラム「形容詞の「指定」する領域に関する研究ーコーパス検証型のアプローチー」}; 
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-形容詞(A)と名詞(N)の概念的な結合のメカニズムを明らかにすることを目的とする。そのために、まず本発表では、ANの形式的な結合をコーパスから幅広く観察し、共起表現、共起頻度、共起強度をしらべる。特に、共起表現を「名詞クラス」に一般化し、同様にして頻度、強度を計算する。名詞、形容詞で、固定とオープンクラスを交替させて、2種の検証を行う。 
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-⑭ &font(u){11月14日 言語フォーラム「形容詞カテゴリーの類型論研究にむけてースケール性の観点からの帰納的アプローチのための基盤形成ー」}; 
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-形容詞カテゴリーを通言語的に議論している先行研究を概観し、それらがそれぞれ別々の観点から全く異なる形容詞の普遍的なあり方を提案していることを指摘する。そして、本研究において先行研究の目標を共有しつつ、どのような方法論を用いるべきかを検討する。結論として、意味的基準を立てて、語用論的な言語使用のレベルからボトムアップ的に順次議論し、類型論のレベルまで到達させることが必要である、と考える。本発表ではさらに、スケール性の観点から具体的に示す。 
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-⑮ &font(u){2014年1月30日 言語フォーラム「形容詞のスケール性に関する語彙情報ー「長い」を事例としてー」}; 
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-形容詞の語彙情報を明らかにするため、スケール性に関わる意味・機能を分ける8つのパラメターを設定し、コーパスからランダムに抜き出した事例をそのパラメターで分けて分析する。今回は、日本語形容詞「長い」の事例を分析し、それぞれのパラメターで分けられた数を計算して、レキシコンとしてどのような情報が含まれているかを明らかにした。 
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-**研究論文 [#n2d1e8e1] 
-A Universal Description of Adjectives Based on Cognition. 2011. Graduation Thesis, the Faculty of Education, Hokkaido University of Education. 
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-「形容詞の意味構造の多様性に関する基礎研究ー結合性・スケール性・時間性の観点からー」 2013. 京都大学大学院人間環境学研究科 修士論文. 
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-**職歴 [#c753fcd1] 
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-2011年度 京都大学ティーチング・アシスタント 
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-2011年度 南京都高校 英語科非常勤講師 
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-2013年度〜2015年度 日本学術振興会特別研究員(DC1) 
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-**連絡先 [#he5e3715] 
-sugaya*hi.h.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください) 
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-質問などございましたら、上記のアドレスまでご連絡下さい。 


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