10: 2012-01-26 (Thu) 20:54:15 ysugaya source 11: 2012-03-27 (Tue) 21:48:21 ysugaya source
Line 19: Line 19:
***9月8日 自主ゼミ発表 「物理的事象から心理的スケールへの意味変化への動機付け〜日本語複合動詞の後項動詞「倒す」「まくる」の分析を中心に〜 [#j724d953] ***9月8日 自主ゼミ発表 「物理的事象から心理的スケールへの意味変化への動機付け〜日本語複合動詞の後項動詞「倒す」「まくる」の分析を中心に〜 [#j724d953]
-具体的な日本語の後項動詞の順次的な意味変化の記述を行い、そのある段階で推論によって生じた意味が構文の意味に反映し、さらなる拡張により「倒す」のスケール性の意味が生じたと仮説をし、それを実証する。+具体的な日本語の後項動詞の順次的な意味変化の記述を行い、そのある段階で推論によって生じた意味が構文の意味に反映し、さらなる拡張により「倒す」のスケール性の意味が生じたと仮説をたて、それを実証する。
***10月27日 言語フォーラム発表 「語彙の多義性とそれを巡る研究アプローチ〜スケール上の高さを示す表現の説明と予測性を求めて〜 [#sca3f074] ***10月27日 言語フォーラム発表 「語彙の多義性とそれを巡る研究アプローチ〜スケール上の高さを示す表現の説明と予測性を求めて〜 [#sca3f074]
Line 28: Line 28:
Sapir (1944)によるgradingの議論を吟味しつつ、認知文法(Langacker 1987など)の枠組みで書き換えながら、程度を示す表現に至る概念的プロセスを記述、そしてそれと言語現象の関わりを論じる。特に、程度表現に関わる「比較」「ドメイン」「尺度」これらの在り方を中心に議論する。 Sapir (1944)によるgradingの議論を吟味しつつ、認知文法(Langacker 1987など)の枠組みで書き換えながら、程度を示す表現に至る概念的プロセスを記述、そしてそれと言語現象の関わりを論じる。特に、程度表現に関わる「比較」「ドメイン」「尺度」これらの在り方を中心に議論する。
 +
 +***3月22日 自主ゼミ 「形容詞修飾の概念的な結合のあり方に関する考察ー動的な言語の理解と使用の観点からー」 [#ffb3deb0]
 +
 +形容詞と名詞の概念的な結合について、Jespersen (1909-49)からの一連の先行研究を批判的に検討しつつ、コミュニケーションの使用と理解という動的な側面に注目し、またそれぞれの心理的な状態を記述することで結合の新たな側面が見いだせると考える。また一部心理実験によりその妥当性を見出す。
**研究論文 [#n2d1e8e1] **研究論文 [#n2d1e8e1]


Front page   Diff Backup Copy Rename Reload   New Page Page list Search Recent changes   Help   RSS of recent changes (RSS 1.0) RSS of recent changes (RSS 2.0) RSS of recent changes (RSS Atom)
Counter: 9471, today: 2, yesterday: 2