やりとりの言語学

井出祥子(監修), 横森大輔(翻訳)大修館書店
原著:Nick Enfield (2013) Relationship Thinking: Agency, Enchrony, and Human Socilality
タイトル:やりとりの言語学:関係性思考がつなぐ記号・認知・文化
監修:井出祥子
翻訳:横森大輔・梶丸岳・木本幸憲・遠藤智子
出版社:大修館書店

人と人との相互行為はそもそもどのように成り立っており、それは人間社会の仕組みとどう関係しているのか。ラオスでのフィールドワークの成果を生かしつつ、記号論の枠組みを活用し「関係性」に焦点を当てることで、今日まで十分に接点が見出されていなかった記述現語学、会話分析、民族学、言語人類学、社会言語学、認知科学など多くの学問領域の統合をめざす野心的な試み。